「ゾウ」と「ゾウさん」の違い

こんにちは、今関です。

いきなりなんですが、私には「ゾウ(象)」と「ゾウ(象)さん」は別のものであるという話がよくわかりません。

 

私の長男が3歳になり、3歳児健診を受けました。
色んな検診項目があり、その中に視力と頭の発達を調べる項目がありました。

動物の絵などが描いてあるカードを見て試験官が絵を指さし、
その動物の名前を言うという試験がありました。

確か、牛・猫・ゾウとか、そういうのがあったと思います。

 
我が家には風呂にテレビがあるのですが、入浴中に長男といつも東京シティ競馬を見てるので、
1歳の頃にはサラブレッドのことを「もーもーさん」と呼んでいて、
そのせいで「うし」のことを「うま」と言います。

ごめんなさい、これは私のせいです(笑)

 
でも、それとは別に、なぜか「ゾウ」のことを「ゾウさん」と呼びます
彼の中ではゾウは敬意を払うべき動物なのか知らないですが、
絶対に敬称をつけるんですよね

 
これがこの3歳児健診の時には問題になりました。

試験官の人が「ゾウ」を指さす時に、うちの長男は「ゾウさん」と満面の笑みで言いました。
何回やっても「ゾウさん」なんですよね。
そして、結果再試験になりました。

 
再試験を受ける前に、長男に

「いいかい、これはゾウさんで正しいんだよ。でも今日だけはゾウさんじゃなくてゾウって言ってね」
という話をしていたのですが、
自分で言ってて何をバカなことを子供に強要してるんだろうと思いました
ゾウだってゾウさんだって、言ってることは同じなんだからいいじゃないか
子供に、「君は正しいけど大人の事情でゾウって言わないといけないんだよ」
こんな馬鹿げたことを教えていいんだろうか

と思うとともに、

なんて融通が効かないんだろうなって呆れました。

 
「ゾウさん」で合格できないような検診ならこっちから願い下げでぃ!
っていう気合で再試験を受けに行ったのですが、
うちの長男は私が思っていたよりも「オトナ」だったので、ちゃんと「ゾウ」って言いました。
この日本にはびこる建前主義と融通が効かないところって何なんでしょうか!?

 

こうじゃないとダメ!って強権を発動してお断りする側は、さぞや気持ちいいでしょう。
でもやられた方には絶対にいい感情は残りませんよね。

うちの会社では、「本質はなにか」「結果としてどうなっていればいいのか」を常に考えろと言っています。
東京から大阪に行くのに、新幹線を使おうが飛行機を使おうがどうでもいいわけで、
約束や時間に間に合うように大阪に着いているという結果があれば十分です。

 
うちなんか出来たばかりのベンチャー企業なんで、プロセスなんてどーでもいいです。
結果が大事なんです。
結果が出ないと潰れてしまいますから。
プロセスの品位なんて、そんなものは余裕のある大企業に任せておけばいいでしょう

 
長男の3歳児健診をきっかけに、結果最重視・過程どーでもいい・建前や権威主義とは断固戦うぞ!って決意しました。

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2014年1月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:社長ブログ

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